4WD ドライブシャフトブーツ 切れ等について ご質問をよく頂くので ご参考にしてください
リフトアップをすると ドライブシャフトブーツが切れやすくなる 画像2
= 通常のリフトアップは スプリング交換 スペーサー取り付けにより 行いますが その場合 ドライブシャフト内側 Fデフ/トランスファーの位置は変わらず 外側 ハブの位置が下がります
= 外側だけが下がると ドライブシャフトに角度がつきます = ブーツに角度がつきます
= ブーツに角度がつくと ブーツの蛇腹上部同士がこすれ ブーツが切れます
ランドクルーザー JEEP スペースギア より デリカD5 エクストレイルのほうが 切れやすい 画像1
= ランドクルーザー JEEP スペースギア = 縦置きエンジン = Fデフが車両横方向中心にある = ドライブシャフト長い
= デリカD5 エクストレイル = 横置きエンジントランスファーが 左側にある = 左ドライブシャフト短い
ドライブシャフトが短い場合 リフトアップを行うと ドライブシャフト角度が大きくなります = ブーツが切れやすい
リフトアップの場合 切れやすいのは内側になります = 外側は サスペンションの上下の動きに加え ステアリングでの横方向への動きもあるので 構造的に切れづらい = 素材が樹脂になっているためと思います
対策としては
縦置きエンジン = デフダウン
横置きエンジン = メンバーダウン = トランスファーを下げる
*メンバーダウンについては 別ページで ご説明いたします
マニュアルハブ = 130サーフ スペースギア ビッグホーン等 一部の車種に設定がありますが 現行モデルには設定がありません
標準状態での ドライブシャフトブーツ対応リフトアップ量について = 当社基準値ですが ご参考になります
デリカD5
ガソリン = 1inc
ディーゼル BIGマイナー前 前期 純正左内ドライブシャフトブーツ品番 3817A125 = 0.7inc
~2017年8月2週製造車 = 当社ではブーツ切れ補修組み込み時に 対策を行い 1inch+ まで対応しています
ディーゼル BIGマイナー前 後期 純正左内ドライブシャフトブーツ品番 3817A443 = 1inc
ディーゼル BIGマイナー 2019/02+ =30mm
エクストレイル31系 = 30mm
ハスラー 1inch
トヨタ車においては 製造モデルにより ドライブシャフト等 の長さが違うので下記ご参照ください
150プラド 7.5Jx17+25=7J換算 = 7J+31 全幅:1885mm
120プラド 7.5Jx17+30 全幅:1875mm
90プラド 7Jx16+15 全幅:1820mm
150プラドと90プラド 比較 タイヤの入り幅及びナックルの構造が同一と想定すると
(31-15)+(1885-1820)/2 = 48.5 長い フレーム幅の関係がありますので 正確な数値では有りません
150プラド FJクルーザー HILUX125 = 3inch
120プラド 215サーフ = 2inch
90プラド 185サーフ 以前 = 2inch
以上 ご参考にしてください